3人に1人ががんで亡くなるという今、重粒子線治療は今後最も期待される治療法のひとつです。
現在、国内でこの治療を行っているのは、千葉県にある放射線医学総合研究所と兵庫県立粒子線医療センターの2ヶ所ですが、来年からはこの群馬大学でも治療が開始されるそうです。
右側にある円形のシンクロトロン加速器で炭素イオンを光速の70%まで加速させ、それを左上の治療室にいる患者さんの病巣に照射します。
群馬大学の施設は、従来の施設よりずっとコンパクトにできているそうです。
「小型化」と「設置費用の削減」が、重粒子線治療装置の普及には必須の課題になっているのです。
気になる治療費用は、全額自己負担になるので約300万円。
通院外来での治療も可能だそうです。
そうなると、入院保険も大事だけれど、がん保険の「診断給付金」が役に立ちそうですね。
keiko